看護師の業務としてバイタル測定は日常的に最も頻度が高い仕事です。
現在、血圧測定を行うときはデジタル血圧計で計測することが増えてきており、水銀計で測る機会が減ってきました。
患者さんが急変して血圧計が近くにない場合だったり、時間がない場合などもある時があります。
その場合は動脈を蝕知して速やかに計測しなくてはいけないときもあるので、知らない人は覚えておくと便利です。
血圧計がない時は脈拍が触れるかで判断する
主に3つの動脈で判断します。2か所程度は測定することで大まかな血圧測定が可能です。
・橈骨動脈
・大腿動脈
・頸動脈
橈骨動脈
脈が触れる場合:最高血圧80mmHg以上
脈が触れない場合:最高血圧80mmHg以下
大腿動脈
脈が触れる場合:最高血圧60mmHg以上
脈が触れない場合: 最高血圧60mmHg以下
頸動脈
脈が触れる場合:最高血圧40~60mmHg以上
脈が触れない場合:救急搬送やその場での緊急対応が必要です
まとめ
・血圧計がない時は脈拍を確認することで、血圧を測定することが出来ます。
・頸動脈が触れない場合には緊急対応が必要なので、慌てずに周りの人に助けを求めながら対応していきましょう。
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