春になると多くの人を悩ます花粉症。
僕は毎年この時期になると花粉症の症状が出始めます。
僕の場合で言うと、8年前くらいから花粉症の症状が出始めて、3年間くらいは薬に頼った生活を送っていました。それ以降は薬を使用しなくてもいいくらい、症状が落ち着いて来ました。
現在も目のかゆみや鼻水、喉の痛みなどの症状は続いていますが、症状が気になることが少なくなりました。
アレルギー症状を少なくするには腸内環境が大事だと言われており、僕が気を付けたのは食事です。
花粉症とは
花粉症はアレルギーの一種です。私たちの体にはウイルスや細菌などの異物が侵入すると抗体を作って異物を排除し、体を守る防御反応(免疫)があります。
この免疫機能が過剰に働き、無害なものを異物として認識し、排除しようとするのがアレルギー反応です。
花粉症の原因
花粉症は花粉の飛ぶ時期にだけ、症状が現れ、日本では約60種類の植物が花粉症の症状を引き起こすと報告されています。
■主なアレルゲン
スギ、ヒノキ、シラカンバ、カモガヤ、オオアワガエリ、ブタクサなどの植物が主なアレルゲンとなっています。
花粉症の症状
鼻(くしゃみ、鼻水、鼻づまり)や目(かゆみ、充血、涙)の症状を伴う場合が多く、その他に喉や皮膚のかゆみ、下痢、熱っぽさなどの症状が現れます。
腸内環境を整えて免疫を高めることが花粉症対策に繋がる。
花粉症の原因の一つは腸内環境の悪化と言われています。腸は免疫機能との関係が深く、特に免疫と関係の高い小腸は癌の発生が少ないと言われています。大腸がんは良く耳にすると思いますが、小腸がんはあまり聞きなれない言葉だと思います。
そのため、腸内環境を整えていくことは免疫機能を高めることにも繋がっています。
腸内環境を整える方法
腸内環境を整えるには、大きく分けて2種類の方法があります。
一つはヨーグルトや納豆などの発酵食品や栄養補助食品を摂取するなど、身体に必要な物を補う方法。足し算の考え方。
もう一つは腸に負担をかけないように腸内環境を悪化させる不要な物を摂取しない方法。引き算の考え方。
の2点が考えられています。
先に行うべきは後者の引き算の考え方が良いかと思います。
足し算の考えだと、必要以上に栄養素を摂取しても、食べ過ぎなど腸に負担をかける行為はどちらにせよ腸に負担をかけ、腸そのものの働きが弱ってしまう可能性があるためです。
腸内環境を整える引き算の考え方
腸内環境を整えるための、引き算の考え方は簡単で腸に負担をかけないことを目指します。
僕も行っている腸内環境を整えるためのお勧め習慣は
①食べ過ぎたり飲み過ぎない(腹八分目にする)
②定期的にファスティング(1日断食)
の2点です。
日ごろから食べ過ぎていると、内臓はフルマラソンをしているような状態になります。
沢山の食事を摂取すると知らず知らずのうちに内臓は疲れ果ててしまいます。
そのため、食事を腹八分目にしておくこと、時々ファスティングして胃腸を休ませること。
これが内臓が元気でいられるのに必要な条件だと思っています。
腸内環境を整える足し算の考え方
腸内環境を整える足し算の考え方は、よく目にする方法かと思います。
ヨーグルトや納豆などの発酵食品を摂取し、善玉菌を増やしたり、水分を多く摂取する方法が知られていると思います。
他にも僕が行ったお勧め習慣は
『まごわやさしい』と排毒に良いものを意識して食事を摂取するです。
【まごわやさしい】
良質なたんぱく質や脂質、糖質、ビタミン、ミネラルを含む食事を意識。
・ま→豆類
・ご→ゴマ、ナッツ類
・わ→わかめなどの海藻類
・や→野菜
・さ→魚類
・し→しいたけなどのキノコ類
・い→イモ類
【排毒に良いとされる食べ物】
・玄米
体内の解毒器官である肝臓の働きを高め、放射性物質の中和、解毒にも効果的と言われています。
・梅干し
天然のクエン酸がたっぷりと含まれている。科学物質や放射性物質に対する解毒効果が高いと言われています。
・味噌
「飲む点滴」と比喩されるほど。腸内活動を活性化し、解毒効果も高いとされています。
・大根
ビタミンCを多く含み、炎症を抑えてくれる効果があります。過剰たんぱくの分解に作用し、アトピーなども抑える効果がある。
これらを完璧に行うことを推奨している訳ではありません。
やれることを少しずつが大切だと思います。
腸内環境を整えるために調理方法を変えてみる。
現代の食材は添加物等が多く含まれています。
オーガニックなどの食材は良いということが分かるが、値段が高くて経済的に辛い。。。
そのような方もいます。
少しでも腸に負担をかけないように調理方法を変えることで、食材の有毒物質を軽減できる方法があります。
例えば
①鶏肉
・皮を取り除き、湯通しで脂肪分と一緒に除去
②ハム/ベーコン
・10秒間湯ぶりすることで、30%の有害物質を除去
③きゅうり
・板ずり、塩もみで有害物質を除去
安い食材でも一工夫で腸への負担を減らすことが出来ます。
腸内環境を保つ大事な事
長続きするために大事な事がもう一つあります。
『嫌いな食べ物は摂取しないこと』
好き嫌いしないで食べなさい!と親から言われたことがある人がいると思いますが、
嫌いな物を無理やり食べても拒否反応を示すだけだと思います。
不必要な物を減らし、必要な物を少し補う。
これが大事な考えだと思って実践しています。
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